食べ物と健康あれこれ

 

 

ガンは防げる!
健康な骨づくりについて
栄養表示機能一覧
スポーツ選手のエネルギー源

 

 
◆  ◆  ◆  ◆  ◆
 

 
●きな粉・そば粉・緑茶・玄米茶で「がん」は防げる!

 東邦大学・松島正浩教授によると、戦後、日本では肉・脂肪・卵をたくさん食べるようになり食生活が欧米化してしまったため、特に欧米型のがんといわれる前立腺がん、乳がん、直腸がんが急速に増えてきたとのことです。
 これには動物性たんぱく質や脂肪の摂取が密接に関係しており、連綿と続いてきた和食の文化が壊れつつあることが関係していると思われます。
 松島教授・グループの研究の結果、きな粉・そば粉・緑茶・玄米茶で、膀胱ガンについて発生・進行を抑制することがわかりました。
 特に緑茶の抑制率は高く、標準食以外に何も与えなかったグループに比べて約半分の発生率でした。また発生した腫瘍の総体積は10%以下でした。また、きな粉やそば粉を標準食に加えたグループでも、相当の効果があることがわかりました。
 これらの実験に(ラットに)使用した分量は、人間に換算しますと1日当たり「きな粉8g・そば粉9g・緑茶と玄米茶あわせて20g」という程度の量でした。これは、それぞれ食べやすいメニューで紹介しますと、きな粉牛乳100cc(牛乳100ccにきな粉おおさじ1杯)、そば粉を溶かしたそば湯1杯、お茶10杯ということで、決して毎日取れないというものではないと思います。
 きな粉牛乳の代わりに、きな粉をコロッケや煮込みカレー・スープに少し使ってもいいですよ、 とのアドバイスはフードコンサルタントの江上栄子さん。
 松島教授・グループでは、今後、その他の和食の食材についても実験を進め、日本人の 良き食習慣・食文化を今一度、見直す啓蒙を考えておられます。何故ならこれら食品は抗がん剤ではなく、自然の食品だということなんです。副作用がありません。がんの予防効果
や進行を遅くする効果が、こういった身近な伝統食品にあるというのは、先人の知恵と称えて余りあることではないでしょうか。

(「週刊文春」1999年11月4日号より抜粋させていただきました。)
2001.09.01

 

▲戻る

 

 
◆  ◆  ◆  ◆  ◆
 

   
●健康な骨づくりについて

 生理的に年とともに骨の量が減ってくる「骨粗しょう症」は、特に50〜60歳の女性の場合、閉経後、女性ホルモンがなくなると、一挙に骨が減ってきます。
 大切なのは、カルシウムを十分にとってバランスのいい栄養をとること。ビタミンKとかビタミンDです。それから、運動をする。たばこを吸い過ぎない、酒を飲みすぎない、変な薬剤は当然、使わない。それから、日によく当たること。ビタミンDができるのを誘発するので、1日に少なくとも30分ほどの日光浴も大切です。
 ところで、若い方にも注意してほしいことがあります。それは、「10代の過ごし方で骨の量は決まる」ということです。
 20歳の女性の骨密度を測定すると、正常範囲より20%ほど骨密度の低い若い女性がいますが、若いうちにしっかり骨をつくっておくことが大事ということです。
 今、足りないのはカルシウムです。1日約600ミリグラムのカルシウムが必要といわれますが、平均摂取は579ミリグラム。何からカルシウムをとるかというと、やはり牛乳ですが、牛乳200ccの中にはカルシウムが約200ミリグラム含まれています。若いうちから1日1カップ以上の牛乳を飲んでいる人は、1週1カップ以下のの人に比べて、全般に骨の量が多いというデータもあります。
 ところが、日本人はほとんど牛乳を飲まないんじゃないかというぐらい、牛乳摂取量が少ない傾向です。一番よく飲んでいるのは13歳から15歳で、これは給食ですが、それが終わると途端に牛乳の摂取量が減ってきます。
 また、この牛乳について、カルシウム以外に違った働きをする有効成分があり、これが今話題のMBP(ミルク・ベーシック・プロテイン)という「乳塩基性たんぱく質」です。
 MBPは牛乳1リットルに40ミリグラム含まれていて、骨づくりに有効に働くことがわかりました。600ccから1リットルの牛乳を毎日飲んでいただければ十分なMBPは入っているということです。
 また、MBP以外では、大豆の中のイソフラボンが、骨にいいと注目されています。機能的な意味で、骨に大豆というのは非常にいいらしいということです。

(毎日新聞2001.10.29より抜粋させていただきました)
2001.11.05

 

▲戻る

 

 
◆  ◆  ◆  ◆  ◆
 

  
●栄養機能表示一覧

機能表示成分 栄養機能表示
カルシウム カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
鉄は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。
ナイアシン ナイアシン(パントテン酸・ビオチン)は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
パントテン酸
ビオチン
ビタミンA ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です。ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB1 ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB2 ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB6 ビタミンB6は、タンパク質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB12 ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
ビタミンC ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。
ビタミンD ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。
ビタミンE ビタミンEは、抗菌酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
葉酸 葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。

2003.01.16

 

▲戻る

 

 
◆  ◆  ◆  ◆  ◆
 

  
●スポーツ選手のエネルギー源

─釜山アジア大会で。
 スポーツ選手のエネルギー源として必要なのは炭水化物。陸上男子3000メートル障害のクウェート代表アブバカール・カマルも、ジャガイモ、米などを主食にしている。
 日本人にとって、昔から携帯食として重宝されているのが、保存のきくもち。水泳の山田沙知子(関大)さんは、それを電気なべと一緒に日本から持ち込んだ。「去年の北京ユニバーシアードで食事に困ったので、今回は切り餅の8個入りパックを3袋持ってきました。きな粉もちにして食べてますが、もう2袋なくなりました。」
 日本の伝統食の威力を、400メートル自由形の日本新で実証してみせた。

(朝日新聞2002.10.05より抜粋させていただきました)

2003.01.16

 

▲戻る

 

 
◆  ◆  ◆  ◆  ◆