昔、包丁で切ってはいけないと言われました。生の鏡餅で固くなったものをどうやって「鏡開き」をすればよいでしょうか?
縁起物を切る、というのは良くないという事です。
室内でお供えされますとすぐにカビますので、できれば屋外に近い環境のところでお供えしてもらい、乾いてひび割れするくらいの状態にして、カナヅチか木づちで叩いて割ってください。よく乾くと割れやすくなります。冷凍できたら割れやすくなると思ます。
かつての日本家屋は風通しの良い、特に真冬は乾燥した環境の住居でしたので、年末に各家庭で餅つきをして作った(包装パックしていない)生の鏡もちは数日で乾燥して硬くなったと思われます。そして、少しづつひび割れてきます。そして10日~2週間後の鏡開きの時、カチカチになった鏡餅を木槌で叩いて細かく割っていました。