よく、鏡餅で○○号などと表記されている商品があると思うのですが、これらは下のお餅の直径○○寸、という事なのでしょうか?また、例えば五合(ごう)、一升(しょう)、二升の鏡餅、などという場合、何号に相当するモノなのでしょうか?
当社を含めパックの鏡餅を作っているメーカーで、1号、2号などと商品の大きさによって呼びやすい記号をつけているだけで、その数字が中身のおもちやお米の量と比例しているわけではありません。
また各社バラバラに規格を決めており、流通(問屋、スーパー)の方々やお客様も無用の混乱が起こりますので、実際は「内容量」入っている「餅の個数」などでの識別になっています。
一方、お米屋さん、和菓子屋さんなどに頼んで作っていただく鏡餅の場合は、お米を加工する前に玄米を木製の「升(ます)」に入れ量をはかります。その量の単位として一合(ごう)×10=一斗(と)というように「合」「升」「斗」を使用します。
ちなみに「一合升(いちごうます)」で玄米を入れますと約150~160gですが、これを水で洗い蒸してお餅にしますと、約180~200gになります。
ですから「一升もち」というのは、約1.8~2kgのお餅(鏡餅も同様)ということになります。しかし最近では水の容積(重量)が一合=180ml=180gですから、一合=180g、一升=1.8kgといわれる事も増えているようです。
一升の鏡餅ですと、重量的には当社では「金屏風付き鏡もち60個入り」(内容量2kg)ということになりますし、大きさ的には一升の鏡餅なら当社では「金屏風付き鏡もち30個入り」(内容量1kg)になります。